小春日和  其の弐


「父様!!」

、どうしたのでござるか?」

「小国先生の所に行くのでしょう?私も行きたいっ」

「では、一緒に行くとしようか」



昔取った杵柄というかなんと言うか
拙者とは薬屋のようなことをしている側ら
斎藤の持ってくる極秘の仕事(護衛)なんかもしている


と手を繋いで小国診療所への道を歩いていると
前から歩いてくる竹刀を背負った少年



「あー!!!・・・と剣心」

「弥彦君!」


するりと手を離して弥彦の所へと走って行く
・・・・・・というか、拙者はついででござるか?弥彦・・・・・・
確か、弥彦は燕殿のことが・・・ん?
や、弥彦の顔がほんのりと赤くなって・・・っ
も、もももしや!?



「なーに往来で百面相してんだよ、剣心」

「左之?」

「おう、嬢ちゃんに弥彦を捜してこいっていわれてな
 捜してたらお前がいたんだよって、なんでえ弥彦のやつ
 なかなかやるじゃねえか」

「さ、左之!?は拙者と一緒に小国殿の所へ行くのでござるっ」


左之助と話していると、くいくいと拙者の着物の袖が引っ張られる
そちらを見ればが不思議そうに拙者を見上げていた


「父様?」

「なんでござるか?」

「あのね、今度弥彦君が道場に遊びにおいでって」

「弥彦〜〜〜!?」

「なんだよ、うるせえな剣心」

「おー(面白えな剣心のヤツ)」

「弥彦、いいでござるか?は剣術はやってないのでござる」

「わーってるよ、んなこと。剣護と一緒に来いって言ってんだよ
 由太郎も帰ってくるらしいし・・・」

「由太郎が?」

「おう、んで・・・左之助は何してんだ?」

「おお!弥彦、嬢ちゃんが呼んでるぜ」



左之の言葉に弥彦は面倒臭そうに返事を返して
「またな」と物凄い笑顔をに見せて帰っていった
も笑顔で手を振っている・・・可愛い・・・・・・

こんなに可愛いのように成長すれば
悪い虫が寄ってくるっ・・・は不本意ではあったが
新撰組の奴らが守っていたが・・・は・・・・・・っ


「・・・どうしたの?父様」

「あー・・・そっとしておいてやれ」










     その夜     ・・・


「剣護、ちょっといいでござるか?」

「あ?なんだよ」

「今度、神谷道場にいくでござろう?」

「ああ、弥彦が来いって言ってたってから聞いてる」



「それがどうした?」と続ける剣護に拙者は聞いた


「剣護はが大切でござるか?」

「なに当たり前なこと聞いてんだよ」

「ならば弥彦をに近づけてはならぬ」

「は?(何言い出してんだこのオヤジは)」

にそっくりでござる、顔だけでなく性格も
 昔のは寄ってくる害虫を害虫とは思わず
 何の警戒心もなくにこにこと・・・っ
 斎藤や沖田、土方がいなかったら、と思うとぞっとするでござる」

「そうだ、母様もものほほんとしてて・・・
 母様はまだ剣を持てば強いし、多少の危機管理能力はある
 だけどは・・・方向音痴で人を疑うことをしない
 人攫いには持ってこいの・・・・・・オヤジィィっ」

「剣護!!・・・オヤジはやめてほしいでござる

「細かいことをごちゃごちゃ言うな
 は俺が守る!俺が認めた男以外は近寄らせねぇ!」

「・・・そこに拙者は入らぬのでござるか?」



拳を握り、力いっぱい宣言してくれるのはいいが

拙者は少し寂しいでござるよ・・・・・・剣護・・・









親馬鹿&妹馬鹿コンビ結成(爆
由太郎出演予定です