【華見】
ひらり、ひらりと桜舞う並木道
剣心とはゆっくりと歩いていた
「良い天気だね、花見日和って感じで」
「そうだな、姐さん感謝しないとな」
剣心は幾松に用があると又呼び出され、出迎えたのは娘姿の
なんなんだと思っていたら、花見でもして来いと
二人揃って屋敷から放り出されたのだった
またか・・・と思いつつ、普段はずっと男装をしているの艶姿に
剣心は幾松の心遣いに感謝するのだった
さらりと揺れる黒髪に花弁が舞い落ちる
「平和・・・だな・・・・・・」
「ん・・・ここの所、やっかい事が続いていたからね・・・」
「そうだったな」
くすくすと微笑うに剣心は苦笑するが
よく周りを見てみると擦れ違う男達がを見ている
中には赤面して見とれている者も居るではないか
ずっと手を繋いで歩いていたが、さり気なく手を解き
の肩を抱き己へと引き寄せる
周囲の男達にギロリと視線を廻らせ、フッと勝ち誇った笑みを見せて
を促し歩を進める
「緋村?」
どうしたの?と首を傾げるに何でもないと薄く笑い剣心はそっと耳に口を寄せる
先程の剣心の視線に蒼くなっていた男や
勝ち誇った笑みに悔しがっていた男達ががっくりと肩を落とすのを心にの中でほくそ笑む
「あそこに茶屋が出ているが、行くか?」
「うんっ」
満面の笑みで答えるに、剣心も笑い茶屋へと足を向けた
団子とお茶を二つ頼み二人は桜に目を向けていると
ふいにが剣心の髪紐を解く
「?」
「動いちゃダメ」
いつも襟足のあたりで纏められている緋色の髪を
昔のように高い位置で結い直す
「こら・・・」
「たまにはいいでしょう?」
可愛らしく小首を傾げて微笑まれては剣心は何も言えなくなってしまう
茶屋で肩を並べてお茶を飲む二人はそれは絵になっていた
その夜、剣心はの部屋にいた
湯上りのほんのりと紅く染まったを抱き寄せその黒髪を梳く
もそれに身を委ね剣心の首元に顔を擦り寄せた
それを合図に剣心はの頬に手をかけ唇を寄せ重ねる
から零れる吐息が剣心を更に煽り
二人の温もりが互いを包みこんだ────・・・
皆様、明けましておめでとうございますっ!
お正月フリー夢です・・・本編ではこれから戦闘にはいるので
糖分不足になるので(管理人がw
駄文ではございますが(お正月なのになぜか季節は春(汗・・・)
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