Stay With You -James-side-
Prologue
ドンッ!
『なっ何?!』
リビングにある暖炉から灰が舞い上がり、辺りを白く霞ませている
その中から現れたのは・・・灰に塗れた黒髪に煤で汚れた顔
汚れていてもかなりの美少年である
「よぉ、。久しぶりだなっ・・・はいないのか?」
「シリウス!!」
と呼ばれた少女はシリウスと呼んだ少年にタオルを渡すと
大声で双子の兄を呼んだ
『 !!あんたの薄情な親友が来たわよー!』
「・・・・・・何言ってるか解らんねぇけど・・・なんか酷い言われ方をしたような気がするんだが?」
「気のせいよ」
もう1枚のタオルを濡らしてきて女の子にしては手荒にシリウスの頭をガシガシと拭く
その手荒さに抗議の声を上げながらも、されるがままになる(後が怖いんだよ byシリウス)
そうしていると眠そうな顔のが入ってくる
「久しぶりだな、薄情親友・・・」
「なっ、俺のどこが薄情なんだよ!」
「いくら日本とイギリスが離れているからって、手紙の一つもよこさず忘れた頃にこうしてやってくる
そんなヤツを薄情と言わないでどうするんだ?」
「お前だって同じじゃねーかっ」
「君に手紙を送っても返事が返ってきた例がないじゃないか・・・それに会いに行こうと思っても
君ん家は色々と面倒くさいしね」
「面倒なのは否定しねーが・・・あ゙ーっ、そんなことよりっ
お前等んトコにはホグワーツからの入学許可証は届いてねーのか?」
「「ホグワーツ?」」
双子だけに見事なユニゾンで聞き返すが、二人には思い当たらない
「ホグワーツって、イギリスの魔法学校よね?確か・・・父さんと母さんもそこの出身だったけど・・・」
「俺達は日本国籍だし・・・日本の学校なんじゃねーの?」
がそう話すと、シリウスは残念そうな顔をして唇を尖らせる
「ちぇ・・・なんだよ、お前等と同じ学校かと思って喜んでたのによ・・・」
「んー、でも日本の学校からの知らせも届いてないのよねー」
兄より少し長めの髪を弄りながらは「おかしいよねー」と呟いていると
大きな音を立ててリビングの扉が開いた
『待たせたなっ我が息子に娘よ!!』
『『別に待ってないし(ねーよ)』』
「おや、ブラック家の・・・シリウス君だったね。いらっしゃい」
「あ・・お、お邪魔してます・・・おじさんにおば・・・いえ、シンシアさん・・・」
ビクビクとしながらシリウスは後から入ってきたの母に引き攣った笑顔を向ける
シリウスの言いかけた言葉に米神を引くつかせながらも「いらっしゃい」と笑顔で答える
そして父、充は胸ポケットから徐に封筒を2通出してとに渡した
「「何コレ?」」
「何ってお前達・・・ホグワーツからの入学案内だ!」
「・・・許可証って書いてあんだけど?」
「細かい事は気にするな!息子よっ」
「「・・・ってことは・・・私(俺)達もホグワーツへ入学?!」」
事な成り行きを見ていたシリウスもその言葉に反応して嬉しそうに笑顔になった
「も・・・ってシリウス君もか?そーかそーか良かったな子供達!!」
「「「うん(はい)!!」」」
「じゃあ買い物へ行かなくちゃね・・・」
「あ、俺も一緒に行っていいですか?シンシアさん」
「「もちろん!」」
シリウスは早速家に“買い物へは達と行くから当分帰らない”と手紙を書き
達と暫くの間行動を共にすることにした
シリウスの家の事情を知っている達も何も言わず両親も快く受け入れた
(家同士の仲はあんまり良くないんだよね〜 僕達は親友だけど by)