Moonlight Affection 08
ド ン!!!
「鬼道は思ったより遥かに上達しておるの・・・」
「本当ですか?夜一さん」
「うむ」
ここは秘密(?)の修練場・・・私はさんに流魂街で拾われてから
死神になるためにここで修行をしている
本当は真央霊術院という所で学ぶらしいのだけど
なぜか私はさんやその恋人でちょっと可笑しな人喜助さん
それからさんの親友夜一さんに教えてもらっている
3人曰く「その方が早いし、なにより実践が重要」らしい・・・
おかげで生傷の耐えない日々だ・・・・・・
厳しいけど楽しい日々を送っている・・・はず・・・
まず夜一さんは、外見は若いのに話し方がどこか年寄りくさい・・・
(はっ・・・夜一さんから殺気がっ・・・)
この世界での貴族のご当主様らしいけど
堅苦しいことが嫌いで気さくな人、厳しいけど優しい
隠密機動の総司令官さんで刑軍の軍団長さん
鬼道とか歩法、白打を教えてくれる
次に喜助さんは変わった喋り方で、とにかく掴み所のない人
技術開発局の局長さんで十二番隊の隊長さん
仕事をよくサボって隊の人(額に角みたいのが生えてる人)が探している
恋人のさんによくセクハラ(スキンシップっス!by喜助)して夜一さんに怒られてる
斬術を教えてくれるんだけど・・・笑顔で斬りつけてくる・・・容赦のない人
最後にさんは、とにかく綺麗な人でどこか不思議な人・・・
なんだかんだ言いながら喜助さんには甘い(愛っスよ愛!vvby喜助)
夜一さんとは本当に仲が良くて時々喜助さんがいじけている
とても強い・・・死神の力も心も全てが強い、零番隊の隊長さん
色々なことを教えてくれる・・・
少し休憩をしているとさんがやってきた
銀色の髪を靡かせて、緋色の瞳を細めながら
「、調子はどう?」
「ばっちりですっ」
「それは良かった、次は斬術だね・・・喜助はまだ阿近に捕まっているから
もうすこし休んでていいよ」
「か・・・は呑み込みが早くて教えがいがある」
夜一さんがそう言いながらさんの所へいくと
二人は何やら話し出した・・・きっと最近二人してやっている新技のことだ
私にはまだ霊力が落ち着いていないし経験がないから危険だと教えてもらってない
・・・早く・・・追い付きたいなぁ・・・・・・
「おまたせしました〜ん」
「喜助さん・・・お仕事は終わったんですか?」
「いやだなぁ・・・サンまで・・・」
「「サボり魔の喜助(貴様)が悪い」」
さんと夜一さんからの素早い突っ込みに喜助さんはいじけてしまっている
とりあえず私はさんから貰った斬魄刀を手に持って精神統一をしてみる
やっと斬魄刀の声が聞こえるようになったところ
「そろそろ名前が聞けるといいねぇ・・・」
「はい、さんの斬魄刀は・・・〈緋炎〉でしたよね」
「ん?違うよ、〈緋炎〉は斬魄刀じゃないよ」
「「「え?」」」
「あれ?喜助にも夜さんにも言ってなかったけ?」
「聞いてませんが・・・サンがアタシに隠し事をするなんてっっ」
「喜助は黙っておれ・・・、ソレが斬魄刀ではないのか?」
さんはいつも持っている黄金色の綺麗な装飾のされている刀を見せてくれた
柄には朱色の飾り紐が揺れている
「〈緋炎〉は斬魄刀ではないのよ・・・それに刀ではなく太刀だしね・・・」
そう言いながら鞘から抜くとその刀身は炎を纏っていた
「まぁ・・・山本総隊長の〈流刃若火〉に近いけど・・・魂魄を昇華する能力は持っていない
私の斬魄刀は〈月華〉というのよ・・・鞘は私自身」
「見てみる?」といいながら〈緋炎〉を鞘に収めてからにこりと笑った
私達が頷くのを確認してから掌を上にして始解した・・・・・・
「月明かりの下、咲き誇れ〈月華〉」
するとさんの掌から光が溢れ出て一振りの直刀が現れた
柄は〈緋炎〉と同じで黄金色で刀身は水晶のように透明だった・・・
すごく綺麗だった・・・喜助さんの〈紅姫〉も綺麗だけど・・・
さんの〈月華〉に見惚れていたら喜助さんも〈紅姫〉を始解していて
二人が目を合わせると頷きあって・・・嫌な予感がしてきたんですが・・・
「せっかくサンが斬魄刀を出してくれたことですし・・・
サンにはアタシとサン、二人を相手にしてもらいましょうかねぇ・・・
そうしたらサンの斬魄刀の名前がきけるかもしれませんよ(鬼)」
「え・・ええええぇぇぇぇええええぇぇえええっ?!」
その後しっかりと修行をつけて貰いました・・・(泣)
死ぬかと思ったけど・・・そのおかげかしっかりと名前を聞くことができました・・・
私の斬魄刀の名前は〈胡蝶〉・・・・・・あともう少ししたら私は霊術院へ入る・・・
卒業することができたら、私は零番隊に入ることができるかなぁ・・・
考えていた以上にサンの上達は早かった・・・
流石アタシのサンが見込んだ人でした
最近はサンの修行と仕事が忙しくて恋人としての時間が無い・・・
それがちょっと不満なんです・・・・・・
「喜助?どうしたの・・・難しい顔して・・・」
「サン、・・・いえねぇ・・・最近二人きりの時間がないと思いません?」
「そう?」
「そうっス!!」
うーん、と考える姿は可愛らしいんですけど・・・
今のアタシは完全に欲求不・・・・・・いえ、サン不足なんですっ
むぅっと顔を背けているとサンは苦笑しながらアタシの顔をぐいっと自分の方へ向けて・・・
唇に暖かくて柔らかい感触がして・・・それがサンの唇だと気付いた時には離されていて
・・・・・・足りない・・・そう思ったら、その細い腰を引き寄せて噛み付くように唇を奪っていた
首に回される細くて白い腕、鼻を掠める甘い香りにアタシのなけなしの理性が崩れていく
「んぅ・・・・・・はぁ・・・っ、んん・・・喜助っ・・・ここ・・隊首室・・・」
「だから・・・なんです?」
次の言葉を遮るように唇を塞ぎ、舌を割り入れる
そのままソファに押し倒して華奢な体を抱きしめると
潤んだ紅い瞳がアタシを睨みつける
その表情がアタシをますます煽っていることに気付いてますか?
愛しくて愛しくて・・・手放せない、出会ったときから貴女にアタシはハマってしまっているんです
どんなに求めても足りない・・・アタシの中を貴女で満たしてください・・・・・・