レゴラスが部屋を後にしてから
は少しの間、浅い眠りについた
03 terrifying dream -夢魘-
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『はぁっ・・・!!』
がばっと起き上がり肩で息をしながら辺りを見回す
額にはうっすらと汗が滲んでいる
『夢・・・か・・・厭な夢・・・てか死神に死神って言うのもどうかと思うんだけど・・・』
かるく頭を振りながら先程の夢を思い出そうとする
なぜかぼんやりとしか思い出せない
覚えているのは炎、そして【死神】と【イルヴァタール】という言葉
そして【消えろ】【邪魔だ】と言われたこと
『イルヴァタールって・・・何?・・・それに、消えろ・邪魔だってどういう事よ・・・」
が頭を抱えていると、エフィルが部屋に入ってきた
その手には布が何枚も重ねられている
「こんにちは、ってさっきもお会いしたけど・・・私はエフィル、あなたは?」
「あ・・・こんにちは、私は・・・です」
「あら、敬語はよして?私・・と仲良くなりたいの
だから名前もエフィルと呼んでほしいの」
ふふ・・っと微笑みエフィルはの手を握る
「じゃぁ・・・よろしく、エフィル」
「こちらこそ」
そう言いながら片手に持ち変えていた布をベッドに広げる
が布だと思っていた物はドレスだった
「なに・・・?これ・・・」
「今日、宴があるのよ。で・・・スランドゥイル様、この森を治めている方が
にも是非出席してほしいって・・・の目が覚めてレゴラス様からエルフ語を習っていたって
スランドゥイル様に言ったら、快気祝いだとか言い出して・・・」
「は?」
「あぁ、は気にしなくていいのよ
あの方は宴を開く理由がほしいだけなんだから」
まったく、と呟きながらエフィルはドレスを広げながら
「にはどれが似合うかしらねー?」などと喜々として選んでいる
「ぁあのねっエフィル、私ねっ」
「え?は本当に気にしなくていいのよ」
「そうじゃなくてっ・・・それもあるけどっ」
「じゃぁ、なぁに?」
「あのね・・・お風呂・・とかって・・ある・・・?」
「へ?あ、あぁっあるわよ
そうよね、女の子だもんねお風呂入りたいわよね・・・でも、傷は大丈夫なの?」
「うん、もう大丈夫だし・・・あと・・・」
「あと・・・?」
は恥ずかしそうに俯きながらこう呟いた
「お腹減った・・・」
確かにここ二日程ほとんど食べていない
少し前のお菓子くらいしか口にしていなくてはかなり空腹だった
エフィルはの恥ずかしそうな姿を見て破顔して抱き締めた
「ってほんとに可愛いっ!!」
「うっきゃぁ!!」
そのままベッドに倒れこんで二人は暫くの間笑いあった
エフィルのおかげで厭な夢のことをすっかり頭の片隅に追いやることができた
りお:王子が出せませんでした・・・・・・ヒッ・・・!
レゴラス(以下レゴ):どういうこと・・・なのかな?
りお:いやぁ・・・女の子は華があっていいなぁ・・・なんて・・・
レゴ:僕に華がないとでも?
りお:いや、あなた緑葉ですから・・・
レゴ:華には緑が必要だと思うけど?
りお:あー言えばこー言いますね・・・
レゴ:それに・・・
りお:それに?・・・あぁ「僕だってを抱き締めたかったのに」って?
レゴ:な、な・・ななんで・・・を・・だき・・・抱き締め・・・
りお:ふっ・・・まだまだ青いね・・・(ピシュッ)ひぃっ
レゴ:緑葉ですからv(ニコリ)
りお:何も矢を射らなくても・・・く・・・っ、こうなったら・・・(脱兎
レゴ:チッ・・・・・・ここまでこの下手な文を読んでくださった君に
あのヘタレ・・・管理人に代わってお礼を言うよv